最近のニュース 「社保庁職員は信用できないので窓口徴収やめさせます」 舛添 【泥棒の巣窟】

金保険料の窓口徴収廃止
社保庁は信用ならない」
 舛添厚生労働相は29日、読売テレビの番組に出演し、社会保険庁の職員らが年金保険料などを横領していた問題に関し、「窓口にお金を持っていって(保険料を)払うのは一切やめる」と述べ、社会保険事務所の窓口での保険料徴収を廃止する方針を明らかにした。早ければ来年度から廃止する。

 舛添氏は「(保険料の)横領をやらせないために、コンビニで支払ったり、郵便局や銀行で引き落とせば、問題はなくなる」と述べ、金融機関での振り込みや口座振替などに切り替えるべきだとの考えを示した。

 番組終了後、舛添氏は記者団に、「窓口で保険料を支払う人は全体の1・7%だ。1・7%のために不正が行われるならやめた方がいい」と述べた。

 また、「銀行員が(保険料を)ポケットに入れるはずがない。銀行は信用できるが、社保庁は信用ならない。市町村はもっと信用ならない。ここまで公が信用ならなくなり、民のほうが信用あるのは何たることか。現実がそうなら、信用のある方を使ったほうがいい」と語った。

(2007年9月29日 読売新聞)

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20070929-OYT8T00164.htm