最近のニュース マクドナルドもゴミ販売

マクドナルド、調理日時シール張り替え 期限切れ原料使用も調査
11月27日17時46分配信 産経新聞

 日本マクドナルド(東京都新宿区)の都内4店舗で、売れ残ったサラダの調理日時のシールを、翌日のものに張り替えて販売していたことが27日、分かった。また、賞味期限切れのシェイク原料やヨーグルトを使用した可能性があり、同社が調査を始めたことも明らかにした。
 この日午後に記者会見した同社の原田泳幸会長兼CEOは「お客さまに多大なご迷惑とご心配をかけた」と謝罪した。
 サラダを販売したのは、早稲田、大塚駅前、新大塚本郷三丁目の4店。いずれもフランチャイズ契約を結んでいた「アスリート社」(同)が運営していた。
 4店では約2年前から、「サイドサラダ」など3品目で、前日の売れ残り商品の調理日時シールを張り替えて日付を改竄(かいざん)。今月2日に内部告発があり、従業員約50人から聞き取り調査をしたところ、3人が張り替えを告白した。
 日本マクドナルドは全国すべての店舗で緊急チェックを実施。問題は見つからなかったが、「社内基準に合致しないだけで、食品衛生法には抵触せず健康被害もない」と公表しなかった。
 一方、27日未明、4店舗に指示できる立場にあるアスリート社社員が、「マックシェイク」の原料や「ミックスベリーヨーグルト」に使うヨーグルトなどの賞味期限ラベルを張り替えた記憶があると証言。事実なら同法違反の疑いがあり、日本マクドナルドは調査を始めるとともに、同日、フランチャイズ契約を解除して4店舗を直営に移行させた。
 社員は「(廃棄するのが)もったいないと思った」と話しているという。

最終更新:11月27日17時46分


Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071127-00000953-san-soci